コンテスターズ・キーヤー
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自作の範囲内でご利用下さい。商業レベルで当該アイデアの無断使用を禁じます。
Aux Key 入力 ( PC In ) は、パソコンのcom端子からのI/F入力です。 即ちPCのファンクションメモリー出力からの信号です。
実線で囲った「エレキー」の部分は、普通のエレキーなら何でも使えます。例えばCQ 2008年6月号付録のOI Key基板を組み立てた物も最適に使えます。
自宅でハイパワーで使う場合も考えて、CW Out回路には、不要な回り込みを避ける為に、フォトカプラで制御回路と直流的に絶縁しました。
従って、出力端子も、絶縁ワッシャー付きのRCAジャックを使用しました。ハイパワーで使う予定が場合にはフォトカプラーと330Ω及び絶縁ワッシャーを無くして、コレクターから直接出力しても良いでしょう。
@パソコンからのキー信号と、エレキーの出力は共に"Key Out"からトランシーバーに接続されます。
A基本的には、常にエレキーが優先します。
B普段は、パソコンからのメッセージ信号は、随時"Key Out"からトランシーバーに与えられます。
C Bの状態でメッセージ送出中であっても、エレキーを操作すると、瞬時にPCメッセージは遮断され、エレキーからの信号が
トランシーバーに出力します。 エレキーの操作が止まると、一定の時間後にPCからの信号が有効になる。
D Cの「一定の時間後に」の時間は50KΩ半固定抵抗で、事前に好みのタイミングに設定しておきます。
電源は、5V±0.5Vが必要です。
最初は、電源電池は、006P 9V電池から5V三端子レギュレータを介して供給したがコンテストで1〜2度の使用で電池が消耗してしまった。現在は単四ニッケル水素電池4本(1.2x4=4.8Vで使っている。 ニッケル水素やニッカド電池は高価だが末期まで出力電圧を保てるので安心です。
ここにマンガン電池を使った場合は3本では4.5Vで使えない、4本では6Vになるので、そのままでは拙いが、直列にダイオードを1本入れれば約5.2Vとなる。但しマンガン電池は消耗と共に電圧低下が大きいので推薦しません。
充電の目安:現在電源に、単4エネループを使用しています。 約40〜50時間程度の使用後に残量放電させてから満充電しています。
当局の移動の現状では、シーズンの始めに充電し、途中で1回充電すれば何とか間に合う程度ですが、その他にフィールドデーコンテストなどに参加すると移動回数に依っては、ちょっと足りなくなるかも知れません。 その程度ですから単4充電電池使用で問題無いでしょう。