2010年 JARL フィールドデー・コンテスト
 今年は8月7日21時開始なので、昨年と同じ羽山(690m)の頂上広場に午前9時頃に到着。 直ちに設営開始しました。

羽山の位置などはこちら

この写真は、羽山山頂から西側を見下ろした風景で、眼下に「ふくしま未来博」の会場跡地が展開しており、更に左上方に福島空港の滑走路が見えます。

昨年は、夜になって蛾の襲来に難儀したので、今年はハウス型のスクリーンタープを用意しました。内部の幕を巻き上げた状態ですが、雨の時には幕を下ろすことで、普通のテントの様になります。

左側の縦長のアンテナは、21M用ヘンテナ、右側は50MHz用の6el Yagi です。

 テントの中の様子です。  テーブル上にはトランシーバの他に電源、パソコン、エレキーとパドルなどが見えています。
アンテナは、7/14/28M Windowm、 21M ヘンテナ、50M 6el Yagi を建てました。  トランシーバに同時に繋げるのは2本までなので必要に応じてコネクターの差し替えをせねば成らず、アンテナスイッチの準備が必要だと感じました。

左側のテーブルは、食事を作る為のコーナーで、水はポリタンクに15L 用意しました。 運用中の食事は、簡便さを考えて暖めて出来るご飯とレトルトカレー、他にカップラーメンなど、勿論缶ビールなど準備は怠りませんでした。

椅子の後ろ側には、キャンピングベッドを設置した。 一応高齢者なので健康の為に夜の運用を適当な所で打ち切って何時間か寝る準備も整えた次第です。

近くの立木にカーボンロッドを建てて、7, 14, 28MHz用ウインドムを設置しました。

ウインドムは、基本波の7M用としては過去の経験からまずまずの性能を発揮しますが、14や28Mでは高調波アンテナとして見かけのゲインは高くなるのですが、MMTTYで評価してみると輻射パターンがバタフライ型となってしまうので、決して好ましくは無さそうだと思って居ます。将来は何か別のアンテナを検討したいと思って居ますが、今年は間に合わなかったのでこの形でやってみる事にしました。

昨年は、3.5MHz用のウインドムで、HF帯の全バンドをカバーしましたが、3.5MH帯が巧くマッチングしませんでした。 そこで今年は3.5Mを諦めて、7M用のウインドムを使う事しました。 結果として21MHzは別に21MHz用にヘンテナを作って用意しました。 



       QSO   Pt    Mul
 3.5      0
 7      113   116    41
14       64    64    32
21       51    51    29
28       23    23    17
50       82    82    21
-----------------------------
       333   333    140         スコア= 333x140x2 = 93,240


開始から夜半まではサッパリ相手が居ない状況で昨年の80%ペースでした。
また21Mの開け方が悪くてヘンテナの力が発揮出来ず、昨年全く相手が居なかった14Mに結構出て居たので助かりました。
50MはEスポが出そうな空電が出始めるのですが発生に至らず、マルチが稼げませんでした。
暑さが響いて、終わった後の疲労感が凄かったです。

今年も、電信・シングルオペ・シルバー部門でログを報告しました。