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秩父多摩甲斐国立公園 (JAFF-005)

2011年 8月30日 東京都西多摩郡奥多摩町・奥多摩周遊道 月夜見第1駐車場 移動運用
箱根で運用した後、帰宅ルートとして第1に考えるのは、東名で首都高に乗り換え、更に東北道へと進む道ですが、誰もが平日の首都高の渋滞を考えると何か他に良い道は無いかと思案するかと思います。

それならばと、今回思い付いたのが御殿場から山中湖畔を通って富士吉田、大月と辿って松姫峠を越えて小菅村から「奥多摩湖」を目指すルートでした。ここから更に青梅から国道16号を目指せば、岩槻辺りで東北道に乗ると、此処までの距離は首都高経由と大きく違わない事に気付きました。
山道峠道が嫌いでは無い私にとって、絶好のルートで、しかも途中の奥多摩湖は、秩父多摩甲斐国立公園の中です。

そうして、今回の運用が叶いました。


天候が回復して、途中の御殿場からは、立派な富士山を見る事が出来ました。 残念ながらこの時期は山の雪が最も少ない時期でした。

  
月夜見駐車場から北西方向・小菅村側              月夜見駐車場から北東方向・ダムサイト側


事前にWFF JapanのMLで奥多摩周遊道は、夜間通行止めになると聞いていました。 入り口ゲートの所で仕事をしていた道路関係の方に聞いて見たところ、夜7時過ぎにパトロールが廻って、観光客が居れば即退去頂くとの話でしたので、ここでの運用は、7時迄にゲートを出るつもりで短時間勝負を考える事に致しました。


観光客に邪魔に成らない様に配慮して、湖に面した一番左端のコーナーを使わせて頂きました。 頑丈に埋め込まれたU字パイプが有ったので、これにアルミのポールを縛り付けて、デルタループを張りました。 

運用可能時間を出来るだけ遅くまで確保したいので脚立を使わない方法を考えました。後片付けの最後に脚立を車の屋根に積むには結構時間が掛かりますので、脚立を使わないで済めばその分長く運用出来ると考えました。
アンテナは、短時間で撤去出来る様に考えた結果がこのスタイルでした。

WFFアワードのデータベースへ登録するには、ADIFファイルに依るログデータの報告が必要です。従ってパソコンを省略する訳に行きませんので、結局何時もの全装備を並べる事に成りました。
JA7IC/p  JAFF-005 運用記録
    QSO   DX
20m   2     2
17m  52    23
15m  58    19
-------------------
   112    44

14M: JA, ON,

18M: 4X, DL, E7, EI, F, G, HA, HB, I, JA, LY, OH, OK, ON, SM, SP, SV, UA2, UA3, UA9, UR, YO, YU

21M: 4X, 9A, DL, EA, F, HA, I, JA, LY, OH, OK, ON, S5, SP, UA3, UA9, UR, VR2, YO


総QSO数  112 局

箱根からの距離が短かった事もあって、到着が早かったので設営が終わって運用開始が 15時でした。 果たしてこんな早い時間に開いているだろうかと心配でした。 14M、18Mは全く駄目でした。 21Mでも大した信号は聞こえて居ませんでしたが、21044でCQをだしたら、瞬く間にドンドンコールが聞こえてビックリしました。
間断なく続いたミニパイルも、16:16には途絶える様に成りましたので、QSYしました。
しかし、14も18も思わしく無く、30分ほどは、パン土チェンジを繰り返しながらCQを出しても駄目でした。
16:50になって18MのCQにコールがあり、以降はドンドン続く様になりました。
そして、17:40頃にQSO局数が100を超えましたので、そろそ撤収の事を考えて112局の所で、ジャンジャン呼んで来る局に後ろ髪を引かれる様な思いを感じつつ"NOW QRT SO 73 CU NEXT TIME"を送ってクローズ。

過去、撤収時間を計った事は無かったのですが、時計を見ながら撤収作業をし、18:33 この場をスタートして帰路に就きました。
撤収は長距離の帰路を考えて、雑な積み方はせず、キチンと整理して、所定のボックスに入れる様にしました。

帰路は、何気なく、周遊道を先へ進んで、ゲートを出て、一般道をドンドン進んで暫くしてから地図を見ました。 あきる野市に向かっている事が分かりました。
事前に良く調べなかったのですが、周遊道をいったん戻って、奥多摩湖の北岸を進めば、青梅市に出られて、その分距離が短く済んだ筈でした。小さな失敗でしたが、無事家に帰り着いて、3カ所のJAFFを廻る旅は終わりました。

トータル 930Km 走行しました。 車の燃料は軽油 120リットルでした。 10リッター缶に満タンにした発電機の燃料は大分残って居ました。

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