Back to メニュー

栗駒国定公園 (JAFF-042)

2012年 7月 10日 秋田県東成瀬村・栗駒高原 移動運用
早地峰国定公園の翌日は、盛岡から国道4号線を南下して一関まで一気に走って、そこから西へ、国道342号線を走って迷うことなく栗駒山の須川温泉に辿り着いた。
地図の運用地点の直ぐ右側、太い県境線の所に須川温泉がある。何軒かの旅館やホテルの共同の駐車場が広々としていて、見晴らしも良さそうだったが、ここは企業管理なのか、公設なのかハッキリしない、公設の国定公園内にこんなに広い駐車場を確保するなど、一般的には考えられないので、多分公設だろうと思うのだが、立て看板には明らかに旅館組合の名が記されていたし、他には環境省の自然保護関係の看板が有ったが駐車場管理には関係無さそうでした。  この辺が国立公園と国定公園の明らかな違いが見て取れる様に感じました。

須川温泉から秋田県側に少し下った所で、国道342は右折して北へと向きを変える。 国道を進まず、直進して県道282に入ったが、直ぐにこの場所を見つけた。画面直角に左がヨーロッパ方向になるのだが、なだらかに下がって行き、広い視界が開けていました。 まさに絶好の運用地と判断して、この場所を使わせて貰う事にしました。

路肩の藪の向こう側は、2〜3m下がっていて、駐車場になっていました。 西側に小さな湿地帯があり、探索者の為の駐車場の様です。

アンテナは、何時もと同じ陣旗ループです。狭い敷地にどの方向にも向けられる事と、ヘンテナと殆ど同じゲインが得られるので大変重宝しています。 マストのトップに横腕が乗るので、風の強いときにはカーボンロッドのマストが曲がってお辞儀をする心配がありますので、風が弱いときに使う私の定番アンテナです。


早速オペレーションを開始したのですが、サッパリ聞こえません。 バンドを上がったり下がったり、何とか60局ほどQSO出来ましたが、これ程にパスの悪い時に巡り合わせたのは初めてでした。 こう言う時には、いくら頑張っても仕方が有りません。 何時か、次の機会に十分なサービスが出来ることを期待して、 さっさと打ち切って閉局しました。


結果
    QSO  DX
20m:  249   10
17m:   38   12
----------------
計    62   19 (全バンド通してのカントリー数)

20m: ES, HA, K, S5, SP, UA3, UA9, UN, UR, JA
17m: 4X, 9A, HL, I, JT, OH, O, OK, ON, UA3, UA9, YL, JA


これ程ひどいとは予想して居ませんでした。 CQを出しても、出しても、呼んで来る局が居なくて、諦めざるを得ませんでした。
昨日、早池峰山麓の谷間からQRVした時と大差ない状況では如何ともし難いと、早めにクローズししました。



毎回同じですが、クローズしたら、その場で躊躇せず撤収作業を行います。 
山では何が起きるか分かりません。 何時何時地震など天変地異が起きても、即座に移動出来る体制を作ってから、ゆっくりと休息致します。
明日は、秋田側に下りて、山形経由で帰宅する予定として、星空を見ながらビールを飲み干して、寝袋に入りました。




 

Back to メニュー