南三陸金華山国定公園 (JAFF-043)
2011年 10月27日 宮城県牡鹿郡女川町・牡鹿半島コバルトライン 移動運用
本来ならば、今年の春に予定して居た所ですが、3月11日の震災で周辺の石巻市や女川町が津波に依る甚大な被害を被られたことから、実行を遠慮しておりました。 石巻市の友人などに相談したり、情報提供頂いたりしておりましたが、夏頃には住民の方々も落ち付いた生活を送れる様になった模様で、被害の様子など見に来て、伝えて欲しい等の声も聞こえる様になりました。
そろそろ寒さも厳しく成りつつ有り、今年の移動運用も最後に近く成って来た事から、天候を見計らって出掛けました。
途中、石巻市の海岸沿いでは、酷い津波の後を見て驚きの連続でした。
牡鹿半島では、まずまずの晴れた海を望む事が出来ました。
牡鹿半島を縦断するコバルトラインを南に下ると暫く行った所に展望台を兼ねた駐車場があります。ここが今回の目的地でした。
選んだ場所から主目的のヨーロッパ、即ち北北西方向の地形は、彼方まで高い障害となるピークなどが無いので、最適地と考えて選択しました。
駐車場一帯は、コンクリートで舗装されて居て、アンテナのステーを止めるペグが打てないと困るのですが、ポールを中心に3ヶ所にペグを打てる場所を見付ける事が出来、28MHz用ヘンテナと、14〜21MHz用Bunting loopの2本を立てる事が出来ました。
写真のアンテナの向こう側が、北北西で、ヨーロッパ方面へのルートです。
オペレーションデスクは、何時もの通りの配置です。
運用は、15時頃から10mで開始しました。 素晴らしいコンディションに恵まれて、途中休憩タイムを取ったりしながら 17時半頃までに約100局をログイン出来ました。 28Mのパスダウンに伴って21Mに移りましたが、21はバンド中におかしな電波が広がっており、相手局のコールが取れないので諦めて18Mに移り、20時40分頃まで運用し、局数も伸びたので早めに終了しました。
翌朝、6時15分頃から28Mで北米方向に向けて運用開始、7時半頃に約 30局をログインして完全閉局とししまた。
その後、朝食を摂り、撤収作業の後、JAFF-020 唐桑半島に向けて出発しました。
結果
QSO DX
17m: 94 28
15m: 19 10
12m: 141 33
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計 254 40 (全バンド通してのカントリー数)
17m: 9A, DL, EA, ES, EU, EX, F, G, HA, I, JA, LA, OE, OH, OK, OM, ON, OZ, SM, SP, UA3, UA9, UJ, UR, VE, VK, W, YL, YO, YU
15m: DL, I, JA, OK, ON, SP, UA3, UA9, UR,
10m: 4X, A6, DL, E7, EA, ES, F, HA, HK, HL, I, JA, LA, LY, LZ, OH, OK, ON, OZ, PA, S5, SM, SP, UA3, UA9, UJ, UN, UR, VE, VK, W, YO, YU