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越後三山只見国定公園 (JAFF-051)

2010年9月15日 新潟県魚沼市・奥只見湖畔 移動運用
尾瀬国立公園からの運用を行った翌日、更にR-352号線を西へ向かうと間も無く県境を越えて新潟県側に入ると同時に越後三山只見国定公園の只見エリアです。事前に地図上で予定した2ヶ所の内、最初のポイントには車を停められそうなスペースが無く、2つ目のポイントには手頃なスペースが有ったのは幸いでした。

余談
あまり知られていない事だが、この辺りは、低地の万年雪が沢山ある特異な地域だそうだ。 標高1000m以下の場所にも万年雪がある、数少ない場所で、その理由は「豪雪地帯」の最たる場所だからでしょう。 普通の冬期間閉鎖なら大概5月末くらいには開通するのだが、この国道は6月末に成らないと開通しない秘境なのです。


この場所からは、ヨーロッパ方向を展望する先には湖を越えて、その先の山々は自分の位置より少し高い所が有る様だが打ち上げ角から考えて何ら支障になる高さでは無かったので「ここなら飛びそうだ」との期待が持てる場所でした。


アンテナの向こうはヨーロッパ方向です。遠くまで障害物が全く無い素晴らしいロケーションでした。
アンテナを建てる場所も充分な広さがあったので 14M 三角ループの給電点も約3.5mの高さまで上げました。


車の後方に見える赤い物体は発電機です。 後方は奥只見の山々が遙か彼方まで続いています。
道路上、車の横のラインは一見センターラインの様に見えますが、発電機の後方で無くなり、また画面の手前側も2〜30mで路側の1本線と合わさります。ここは全体に1車線道路ですが、所々にこの様なエリアが設けられていました。
   
運用地点の証明はGPSを活用                湖畔の道は風の通り道だ、火を使う為の小道具も必携品

この日は前日の尾瀬国立公園から近い距離だったので充分に早い時間に到着し、設営にも充分な時間を費やして早めに済ます事が出来ました。
運用は、09:55utc (18:55jst) 14.028 LA5FHAのCQをコールして1st QSO、ヨーロッパが開けている事を確認したので14.045.5でCQを出してスタートしました。最近のコンディションとしては上々の感じで、13:25utc (22:35jst) 迄に138 QSO出来たところで二日続きの疲れもあったし、今夜の野営地まで30km近く走らねば成らない事を考えて終了しました。

138  QSO,  26 Entity : 4X, 9A, DL, E7, ES, F, HA, I, JA, LA, LY, OE, OH, OK, OM, OZ, S5, SM, SP, SV, UA3, UA9, UN, YL, YO

Loggingに使用したソフトは、Logger32を使いました。 
このソフトは、普段我が家で使って居るメイン・ソフトですし、ロギングには全く問題が無いのですが、今回移動では、頻繁にCQを出したり、レポートを送って直ぐにQRZを出すと言う繰り返しなのでファンクションキーに記憶させたメッセージを頻繁に使いました。
このソフト自体にはファンクションメモリーを活用する機能は無く、パンドル機能として"CW Machine-Software"を起動して機能させます。この様にファンクションキーから送出すること自体が補助的な役目としての対応なので、コンテストログの様な事を期待するのは無理らしいと分かりました。
今回、一応の役目は果たせたのですが、メッセージ送出中に他のキーを押した時に、メッセージが途中で止まってしまったり、問題点が浮き彫りになりました。   Logger32は以後予備的な役割に退いて貰う事にしました。


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