妙義荒船佐久高原国定公園 (JAFF-052)
2011年 8月28日 長野県軽井沢町・妙義荒船林道 移動運用
上信越高原国立公園、野沢温泉村移動に続いて妙義荒船林道から運用しました。
予め予定した南軽井沢から長野県と群馬県境に有る林道に入る道を辿り着いたのですが、なんと此処は「通行止め」でした。この看板の横が通り抜け可能だったので、更に少し進んでみましたが、その先には完全に道路を処断する策があり、その先には進めませんでした。
一時は途方に暮れた感も有りましたが、気を取り直して次なる対策を考えました。事前に用意した1/25,000地図のコピーには、林道の北側に展開する「軽井沢の別荘地」ですが、その西の方に林道に極めて近づいている地点があり、見方に依っては林道に繋がっている可能性も有りそうだと言う事と、林道に入れなくても、別荘地の県境近くは国定公園内になる様子なので兎も角行ってみようと決意、 カーナビの地図を拡大表示にしてそれらしい場所を目的地に設定して遮二無二走りました。道は、くねくねと曲がりくねって居り、何処をどう走っているのかカーナビが無ければ方角も分からない様な道を走って、行き着いた所は行き止まりでした。
更にカーナビの周辺を拡大して、近くに違う道が林道に通じている可能性があると判断し、目的地の再設定、で再び走って辿り着いた所は、妙義荒船林道の途中地点でした。 先に通行止めだった所から来る方向には、此方にも通行止めの看板があり、封鎖されていましたが、反対側の神津牧場方向へは進入できました。
しばらく進むと、写真の看板が有り、道の反対側には未舗装路が分岐していて、その付近が若干の広場になっていました。 ここでに設営の考えが頭に浮かんだのですが、もう少し適当な場所が無いか、走ってみて、無ければ戻ろうとの考えで、更に林道を進みました。
そして見つけたのが格好な広場でした。 この広場は、1/25,000地図でみると、道の広場側はいったん盛り上がってから右側の斜面へと続いているのですが、多分林道工事の時に資材置き場などの為に平らに地均しをした模様です。
早速ここを運用地と決め、アンテナを立てました。
GPSの現在地点と、地図を確認した結果から、運用地点は確実に国定公園内でした。 林道の一部は境界を北側にはみ出す可能性も考えられましたが、この地点は南側に凹んでいたので安心して運用地を決定いたしました。
オペレーションテーブルは毎度同じセッティングです。 狭い車内に三脚に固定したカメラには 28mm広角レンズを付けてもこの画面よりも広げる事は出来ませんでした。今後余裕が出来たら更に広角なレンズが欲しいと思いました。
また、今回室内灯を忘れてきたので小さな蛍光灯を使ったため明るさが足りず、動画は撮れませんでした。
可成り綿密に用意したつもりでしたが、何度かの移動に依る「慣れ」から、”あれは、あの箱に入っている”的な思い込みで、実際には入って無かった等、 やはり、出かける前の装備点検を怠らない様にしないと現地で不自由を味わう事になります。 今回の最大の反省点でした。
例に依って、食事はレトルトの「ご飯」と「カレー」、 私の定番ディナーです。 調理中に、背後から、いきなり「ミュー」と言う甲高い声、 鹿でした。 後で里の人に聞いた話に依れば 「鹿が沢山居るんです」 とのことでした。
JA7IC/p JAFF-052 運用記録
QSO DX
14M 88 19 4X, DL, DU, HA, JA, LY, ZL, OH, OK, ON, OZ, S5, SM, SP SV, UR3, UA9, UR, YO
18M 71 20 9A, A6, DL, HA, I, JA, LZ, OE, OH, OK, ON, PA, R, SP, UA2, UA9, UR, VK, YO, YU
総QSO数 160局、 Dupe 1局
一夜明けて、7月13日朝、全てを片付けて、周囲の清掃を行い、忘れ物、落とし物の無い事を確認しました。 そして、帰路を軽井沢側へ戻って、昔、国鉄の鉄道無線設備の為に仕事で何度も行き来した懐かしい碓氷峠の旧道を通る事も考えたのですが、未踏破の妙義荒船林道を経験する事にしました。 と言っても完全に舗装された林道ですから走破の面白さは無いので、単に珍しい道を走ると言う興味だけで、こちらを選んだ次第です。
走り出して間もなく、群馬県に入りました。 ここからは下仁田町と佐久市が入り組んでいるもようで、二つの看板が交互に現れました。 そして、神津牧場のエリアです。
途中には、牛が放牧されている所もありました。 牛は好奇心が強い様で、カメラを持って策から覗くと、盛んにこちらを見たり、少し近くへ寄ってきたり、特に子牛は好奇心が強い様でした。
この看板の所から少し先へ行くと、内山牧場でした。 いったん ここ迄戻り、林道物見線を下って神津牧場の本屋近くまで行ったのですが、駐車場に車を置いて徒歩で売店へ行く事になっていたので、帰宅時間を考えて断念、再び道を下りました。 まもなく国道
252号線の旧道へと続きましたが、この旧道が酷い葛籠折れの道で、ハンドルを右に左にロックポイントまで目一杯に回す程に急カーブでした。
高速、下仁田 IC に着く前に食事をして置こうと思い、トラックが止まっていたラーメン屋に寄りました。
この日が、開店25周年だとか、記念品のタオルを貰って「ラッキー」でしたが、このラーメン、私の舌には馴染まなかったのは残念でした。 それに下仁田のネギを乗せたネギラーメンでしたが、ネギが硬くて不味かったのも原因でした。 須賀川の曲がりネギと比べては、まずいですね、須賀川の曲がりネギは柔らかい事で定評のネギで、周年これを食べている私ですから、このネギの硬いのは我慢して食べました。
JAFF-013と、JAFF-052を併せて、総走行距離 860Kmでした。