パソコン
2012/03/18 改訂
パソコンは、以前はB5型ノートブック IBM ThinkPad X31+ ウルトラベースを使っていました。 しかし、ディスプレーが小さい事、キーボードが使い難いのも気になります。
さりとて、外付けキーボードを使うとノートPCとキーボードで只でさえも狭いオペレーションデスクの上が混乱します。

そこで、2011年春、思い切ってMINI ITXの小さなパソコンを作りました。


幅 215mm、高さ 103mm(本体96+脚 7)、 奥行き243mm (箱221+電源部22)
フロントパネルの下部扉を開いた状態で、上部扉を開くとDVDのトレーが出ます

マザーボードは、"ECS ELITEGROUP"製 "CDC-I"
主な仕様は、CPU Intel Pentium Atom D27000 2.13GHz、 Memory 4GB、 HDD 250GB、OSはWindows XP SP-3
このマザーボードには、今時珍しく Com port 2個 (バックパネルにcom-1, 内部コネクタとして com-2 ) 付いて居ます。

ケースフロントには、eSATA, USB2.0、Mic、Line in、AF out、と SD/SDHCのリーダー・ライター・ソケットが付いています。
左端にeSATAは内部接続が有りませんので見掛けのみです。

 
背面、右端にCW, RTTYのI/F端子

背面上部の端子、左端はAC 100Vコネクタ、 右側に eSATA端子が付いていますが、マザーボードが対応して居ないので空き端子です。

背面下部の外部端子は、左からPS/2x2, パラレルポート、COM-1, VGA, USB2.0x4, LAN, AF OUT, Line IN, Mic IN 各端子です。
com-2は内部のマザーボード上にコネクタあります。 画像USB端子の一つに"LOGICOOL"の文字が見えますが、写真を撮った時にたまたまコードレスマウスの受信部が挿入されていました。

背面、右側に"CW Key" "FSK Key" "PTT" の端子が付いて居ます。 この場所は拡張スロットの端子窓ですが、めくら蓋に孔を開けて CW & RTTYのI/Fを内部に組み込みました。 内部でマザーボード上のcom-2コネクタに接続して居ます。 この3個のRCAピンジャックからトランシーバーへダイレクトに接続します。
  CW運用時は、"Key"からトランシーバのKeyジャックに繋ぐだけです。
  RTTY運用時には "FSK"と"PTT"からトランシーバのACC(1)に接続します。


端子の内側画像 (画像クリックで回路図表示)

トランジスタは、手持ちの都合でキャンケースの通信工業用 2SC1781Hを用いました。
樹脂封入のエピタキシャルプレーナ型の一般用NPNトランジスタで支障有りません。



ディスプレー
パソコンのディスプレーには17inch以上の大きな物は邪魔になるので、古い手持ちのTFT 15inchを活用しています。 今では市販品には限られた製品しか見当たらなくなりましたので貴重品かも知れません。
表示内容から見ても、また移動時の装備として小型で軽い15インチで充分だと思って居ます。



キーボード
標準的なキーボードは形が大きいので移動には適しません。 現在は、ダイヤテック社の"FILCO メカニカルスイッチタイプのテンキーレスキーボードを使用しています。
市販品には、多くの小型キーボードが見受けられますが、ブラインドタッチでキーイングするのであればノートPC用の様なキートップが平板な物では無く、キーのタッチ面中央が凹んでいる物が快適に使えるかと思います。 CWのパドルと同様に拘りの厳選品を使いたい物の一つです。