Merced River遡上と二つの滝、そして"John Muir Trai"

Curry Villageから左回りのシャトルバスに乗る。 シャトルバスはヨセミテ谷を周回していて何時でも誰でも無料で乗れる。
東の端でMelced Riverを渡る橋のたもとで下りた。橋を渡ると直ぐに登山道になる。ここからはMerced 川に沿って"John Muir
Trailを進み、途中から分岐して"Mist Trail"を川沿いに進んだ。 道はさほどきつくは無いが右岸(上流に向かって右側の山)の
斜面の途中に作られた狭い路だ。下ってくるアメリカ人達は「ハーイ!」と云って陽気に陽気に挨拶をくれる。私も「ヘァロー!」
と言い返して挨拶を交わして進んだ。やがて川が左へカーブして谷が少し広くなった辺りで振り返るとGlacier Point のある山が
見えた。

左の一段高い山がGlacier Pointのあるやまだ。  

やがて道は左岸へ移り、川を左に見て更に登って
いくと上流に滝が見えてきた。"Vernal Fall"だ。

Vernal Fallは落差こそ小さいがMerced River
本流の水量は轟音を立てて虹を輝かせていた。

道は写真右側の鉄梯子を伝って滝上へ登る。

滝の上には手すりが付けられて、展望台風になっていた。川が滝に落ちる
直前静かな池を形成し、池の畔は素敵な広場になっていた。本来動物に
食べ物を与えてはいけないルールだが子供達がこぼした物を拾い食いし
ているせいだろう、太ったリスやステラーカケスが馴れ馴れしく人々の近く
をうろついていた。一般の観光ツアーのハイカーは、ここから引き返す。

ここから上流へ向かうの人たちは、トレッキングの装備を身に付けていた。
道は左岸を一旦登ったところで先ほど別れた"John Muir Trail"につなが
る道が右側から合流する。 トレールは橋を渡って右岸へ移る。

Emerald Pool

流れは右へ道は左へ、暫く川から離れて進むと木立の向こうに
Nevada Fallの上部が見えてくる。
どんどん進むとやがて滝の根本に近着く。ほぼ全体が右の方に
見える所まで来たが、ここから滝壺は岩の陰で見えない。
道は滝と並行に急登坂となり、少し歩いては休まねばならない。
元気な若い人たちが狭い道を身体をくねらせて横をすり抜けて
行った。そしてやっとの思いで滝の上に登り着いた。
右から"John Muir Trail"が合流して一つの道になった。

道標に書いてある。ここからは"John Muir Trail"
だ。時々Merced Riverのゆったりとした流れを垣間
見て平坦な道を行く。 この辺りの標高は約1890m
左方に見える岩山はハーフドームを裏側から見てい
るんだ。この道はハーフドーム迄3.5マイル(約5.6Km)
と書いてある。

平坦な道を暫く進んだ。

実は、私は仲間に何も言わずに来てしまった。
途中、バーナルフォールの上からアマチュア無
線で居場所は伝えてある。日米相互運用協定
のお陰で日本の免許が通用するのは有り難い。
しかし、先の予定までは云わなかった。この辺り
で引き返すのが賢明だろう。

"Little Yosemite Valley"のキャンプ場の入り口
まで辿り着いた所から引き返す事にした。
国立公園内では、決められた所以外ではキャン
プする事が禁じられている。その日にキャンプ出
来る人数制限があり、事前に国立公園を管理し
ていいるレインジャーの許可が必要だ。
私のJohn Muir Trail行は此処で終わった。
来た道をゆっくりと引き返せば夕食の時間まで
にはCurry Villegeまで帰れる。

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