1. 最初のステップ "LoTW"の導入                               2010/04/24 現状に合わせて改訂

    ARRLの http://p1k.arrl.org/lotw/ に接続すると"LOGBOOK" OF THE WORLDのページに接続されます。
    
参考:右側のメニューに"About Logbook of the World"について各種説明や、既にLoTWに参加している人の次のステップに必要なボタンがあります。
 1.ソフトウェア"TQSL"のダウンロードとインストールをします。

"Download TrustedQSL"ボタンをクリックすると、次の画面が展開します。



左側に縦に並んだメニューの上から2番目、"Instructions"をクリックすると、新しい画面に移ります。
少し下の方に次の画面がある。



 2.これがTQSLのダウンロード画面です。
Go Now
 をクリックしてダウンロード開始、で "tqsl-xxx.exe" の最新版をダウンロードし、自分のパソコンの適当なホルダーに保存します。ここで"xxx"は、バージョンを示す数字です。2010年4月現在 "tqsl-111.zip"です。
なお説明は全てWindowsの場合です。    (MacOSは"+Trusted QSL for Mac.OSX"です)

この際、直ぐ下にNon English Instructionsが有りますが残念ながら日本語は含まれません。英語又は得意な言語のインストラクションもDLして良く読んで理解して頂く事も大切かと思います。

"tqsl-xxx.zip"を解凍してインストールします。

C:\Program Files\TrustedQSL\の中に必要なファイルがインストールされます。
インストールが終了するとディスクトップに二つのアイコンが出来ます。



2. 自分のコールサインを LoTW に登録する

まず、アイコン"TQSLCert"をクリックして起動します。
ポップアップウインドウ"tQSL Certificates"が開きます。最初の時は更に"Generale Certificate Request"ウインドウも開くかも知れません。
開かない時は、[File][New Certificate Request ]をクリックして下さい。
これからの"Callsign"欄には説明の都合で私のコールサイン"JA7IC"を記入します。貴方のコールサインに置き換えて読んで下さい。

"Callsign"には勿論自分のコールサインを書き込みます。移動地まで含めて正しく記入します。
"QSO begin date"には開局日か、最初のQSOの日で記入することが良いでしょう。
"QSO end date"は、今後も継続する局は空欄にします。"exJA7IC"の様に既に廃局している場合はその日を記入します。
"Next"で次に進むと氏名、住所、e-Mail アドレス、パスワードなどを記入することになります。
これらは全て半角英数字で記入しなければなりません。登録先はアメリカですから当然の事ながら漢字などの全角文字には対応しておりません。
ここで求められる"Password"は、自分で考えたパスワードを書き込みます。
後にログのアップロードデータ作成時に書き込んだパスワードと照合されます。
ARRLから与えられるパスワード
と二つ有りますから最初から意識して区別して下さい。
全ての書き込みが済むと最後に"JA7IC.tq5"と言うファイルが出来ます。

注意:(重要)
"TQSL"は、普通のソフトウエアと違う面があります。"JA7IC.tq5"を作成した"TQSL / TQSL Cert"と"JA7IC.tq5"は一体です。
ARRLへ送った後で、TQSLを再インストールなどした場合は、ARRLから送られてくる証明ファイル"JA7IC.tq6"の正常な読み込みが出来なくなります。 ARRLへ".tq5"を送った後は、パソコンを平常維持しなければなりません。 

と言うことは、JA7IC.tq5は、バックアップの為に「保存しても役に立たない」と言うことですね。肝に命じて上記「注意」をキープして下さい。
後に出てくる"JA7IC.p12"を作成して保存するまでは、再構築不可能です。


3. ARRLへ送って登録する

"Certificate Request"の為に二つの資料ををARRLに提出します。

@ 3. Upload Certificate Request をクリックする。


Logbook File Upload画面となります。
"File to Upload:"の右側の[参照]ボタンをクリックして現れたエクスプローラから、前項で出来た"JA7IC.tq5"を指定すし、
 [Upload file]ボタンをクリックすれば、ja7ic.tq5が添付ファイルとしてARRL LoTWに送られます。

A申告したコールサインに関わる無線局免許状のコピーと、自分を証明する資料として無線従事者免許証又は運転免許証などのコピーを取り、
   Logbook Administration, ARRL
   225 Main Street Newington, CT 06111, U.S.A.
  へ郵送で送ります。内容物は日本語の物でOKでした。

  本来ならば、書類には「送付書」を付けるのが常識ですね。 
  しかしこの場合は" Certificate Request from JA7IC "程度の色タグを付けた程度で充分でしょう。
  他の用件の物を同封して複雑にすると間違いの元です、余計な物は同封しない方が賢明です。

Aを送って1週間余りで"JA7IC.tq5"内に書き込んだ E-Mail アドレス宛に返信が有ります。
その中に
   User ID :
   Password :
と添付ファイルとして "JA7IC.tq6" が送られてきます。 この三つは紛失しない様に、後に述べる「 5. 証明ファイルの保存」で出来たファイルと共に安全な場所にバックアップ保存します。

前項に述べた通り、Passwordが二つになりました。ここで受領したパスワードは、"LoTW"のユーザーサイトに入る時に必要になります。

このパスワードはユーザーサイトの中で書き換えて例えば二つのパスワードを同じ物に統一することも可能ですが、当面は二つ有りますので混乱しない様に心に留めて進むことが肝要です。

尚、パスワードを変更した場合は、後で分からなくなったからとARRLに問い合わせても答えが貰えないかも知れません。
最後まで自己責任で管理が絶対条件です。



4. 承認ファイルをソフトウエアに読み込む

ディスクトップのアイコン"TQSLCert"を再び起動します。
メニューコマンドの[File][Load Certificate File]で
承認ファイル"JA7IC.tq6"を読み込めば準備完了です。

注意、
[Load Certificate File]が巧く行かなかったなどで、慌ててTQSLの再インストールを行う人がいます。
再インストールする前に、自分の操作が正しく行われたか冷静にチェックしましょう。正しく操作すれば必ず成功する筈です。

再インストールは、全部最初からやり直す事を意味しています。

もし貴方のコンピュータに異常が発生して、又は新しいコンピュータシステムを立ち上げて、全く新たに"TQSL"をインストールする事に成った場合の為にもう一つの作業をして置くべきでしょう。
この様な場合、"JA7IC.tq6"を読み込んでも"TQSLCert"はこの証明ファイルを受け付られません。

何故でしょうか、最初に"TQSLCert"が"JA7IC.tq5"を発生させた時に"TQSLCert"には"JA7IC.tq5"の情報が埋め込まれた訳です。ところが新たにインストールした場合には、たとえ同じ条件で入力しても、入力した日にちや時間など色々な条件が同時に埋め込まれたとすれば再インストール後の条件は合致しません。 (これは分かり易くする為の例え話です。実際には何が含まれるか私には分かりません)
即ち、ソフトウエァの"T QSL / TQSL Cert"と、データファイル"JA7IC.tq5", "JA7IC.tq6"は一体なのです。







5. 証明ファイルの保存

上に書いた様に、tq6を保存しても再インストールには役立ちません
その時の為に全ての条件を満たす第二の保存ファイルが必要に成る訳です。
保存
"TQSLCert"を起動します。
"tQSL Certificates"ファイルの系統図が表示されますので、"JA7IC-JAPAN"をクリックし反転表示させます。
次にメニューコマンドの[Certificate]"Save"を選択すると図の様に保存画面が表示されます。
ファイル名は"JA7IC.p12"と表示されています。保存するホルダーを指定して「保存(S)」ボタンを左クリックして保存完了します。
保存の途中でパスワードの入力が要求されますので適切なパスワードを決めて入力して下さい。
このパスワードは復元の段階で確認の為に入力を求められるでしょう。忘れない様にしなければ為りません。私の場合は"JA7IC.tq6"と同じ物を使いましたが、各自セキュリティーを考えて決める事が大切でしょう。

「重要」2009/10/26追記
JA7IC.p12の生成は、JA7IC.tq6を適用してから6週間が限度の様です。tq6を適用した直後に続いて.p12の保存も実行して下さい。

この"JA7IC.p12"は、安全な場所にバックアップ保存して下さい。





復元(再インストール)

もし、パソコンが壊れたり、TQSLが壊れたりして再インストールした場合の処理を説明します。

最初の導入時と同じ要領で"tqsl-xxx.exe"を再インストールし、登録手続き用の"JA7IC.tq5"を作成するところまでは一緒です。
この.tq5は特に使い道はありません。
次の操作は、"JA7IC.tq6"を読み込んだ時とほぼ同様な操作ですが、この場合は保存してあった"JA7IC.p12"を読み込むことになります。
ディスクトップのアイコン"TQSLCert"を起動します。 
メニューコマンドの[File][Load Certificate File]を選択すると、次の画面で"JA7IC.p12"か、"JA7IC.tq6"かどちらか選択する画面になりますのでp12を選択します。 ここで注意すべき、tq6は復元には使えない事です。あくまでも.p12が必要です
承認ファイル"JA7IC.p12"を読み込めば完了するでしょう。 勿論途中でパスワードの入力を求められます。

復元インストールの場合、JA7IC.tq6を選択しても、または読み込んでも絶対に復元出来ません。
必ず"JA7IC.p12"が必要です。



もし
"JA7IC.p12"が期限切れだったら

先日、私のパソコンをリニューアル致しました。マザーボード、CPU、HDDなどを交換して性能アップさせました。と言うわけで、TQSLの再インストールを致しました。いざ"JA7IC.p12"を読み込む段になったら、期限切れのメッセージが出ました。しばらく考えたのですが、p12の生成にも期限が有った事を思い出して、PCのカレンダーをp12の日付の直後に設定して再度p12を読み込んだら、バッチリ復旧しました。
参考に成れば幸いです。


もし"JA7IC.p12"が無かったら

再インストールしようとした時に、"JA7IC.p12"が無かったときには、途方に暮れることになります。LoTWのユーザー頁の"Home"にある[News and Note]欄に対処方法の説明がありました。

TQSLを再インストールしたあと、最初に手続きした時と同じように "JA7IC.tq5"を作成します。
次に、この"JA7IC.tq5"を <kallison@arrl.org> 宛に添付ファイルとして送れば新しい証明ファイル"JA7IC.tq6"が送られて来ます。
この時は、最初に添付した諸々のドキュメント資料などを送る必要はありません。

なお、これらの処理はTQSLが壊れたあと、長期間放置した場合は一連の後処理が円滑に行かない場合も考えられます。
証明が有効な期間内で再構築を図ることが大切かと思います。



6. LoTWの更新

"LoTW"で登録して得た 承認ファイル"JA7IC.tq6"更新手続きが必要です。
自分のLoTW認証の有効期限を確認して下さい。
更新手続きは何時しなければならないと言う決まりは有りませんが少なくとも3年に一度、自発的に更新しなければ成りません。
最近では「更新時期のお知らせ」メールがARRL.から送られて来る様になりました。
また更新後の有効期限は三年間になっていますので、少しずつルールが変わっている様です。
LoTWのユーザーページに掲載される新しい情報は、時々注意してください。

有効期限を越えない範囲での手続きが必要です。
更新期限を過ぎると改めて証明書やドキュメンテーションなどの提出が必要になるもとの考えられます。
有効期限の前に手続きすれば書類の提出などが不要です。

更新方法
ディスクトップのアイコン"TQSLCert"を起動します。
"JA7IC-JAPAN"を選択した状態で
メニューの[Certificate]"Renew Certificate"をクリックすると画面の様になります。
[Next]ボタンをクリックして次に進み順次入力して行きます。
殆ど最初の登録の時と同じ内容を再び書き込む形になります。
この時、パスワードの入力は、これまでと同じパスワードを入力する方がトラブルを回避出来て良いかも知れません。
"JA7IC.tq5"が生成されて終了です。
<lotw-logs@arrl.org> へE-Mailでに添付して送信します。又は、LoTWのユーザーエリアに入って、"Upload File"内の
"File to Upload:"にJA7IC.tq5を添付します。
程なく指定したメールアドレスに"JA7IC.tq6"が送られてきます。
このtq6は、新しい更新日時を含んだtq6で最初に登録した時のtq6とは異なりますので混同しない様に致しましょう。

これからの操作は一度経験していますから簡単ですね。

尚、上記"JA7IC.tq5"を生成した時点で、tQSL Certificate画面に示された"JA7IC JAPAN"の下にもう一つの
"JA7IC JAPAN"が出来ます。但しそこには頭に赤い進入禁止の交通標識の様なマークが付いています。
tq6が送られてきた事を確認したら、"TQSLCert"を起動し、この赤いマークの付いた"JA7IC JAPAN"を選んで"Load Certificate File"で"tq6"を選択した上で、送られてきた"JA7IC.tq6"を読み込みます
進入禁止マークの付いたJA7IC JAPANが消えて、再び表示は一個になります。


プロパティーを確認すれば有効期限が3年後に延びている事が確認出来ます。

この後、新しい保存ファイル JA7IC.p12の生成をして安全な場所に保存する事も忘れずに行いましょう。
古いファイルに上書き保存してもOKです。これらの操作によって古いtq6. p12は効力を失っていますので破棄するか、新しいファイルを上書きしなげばなりません。