JA7IC アンテナシステム

現在当局が使って居る、概略のアンテナシステムです。
実際は、クリエート社製の KT-18 タワーのマストトップに50M 8el Yagiが乗っていますが、これは8DFBで単独に給電しています。
マストの中間に取り付けた Ry Box-1まて、15D4AFケーブルでシャック内に引き込んでいます。
Ry Box-1とRy Box-2は、"Automatic-Antenna-Selector"でIC-7700のバンドチェンジにより自動的に選択信号が送られて、タワー上のアンテナを選択切替するシステムです。


Auto-Ant-Selectorと、 Ry Boxの説明は、本ページ内に掲載しています。


Automatic-Antenna-Selector

ICOM トランシーバのCI-V (Remtoe)信号でトランシーバのバンド選択に合わせて自動的にアンテナを選択します。

この装置は、パソコンとは無関係に、トランシーバとAuto-Ant-Selectorのみで構成されて居ます。 
したがって、パソコンの特定のロギングソフトに頼ることが無いので、通常ログ、コンテストログなど、使うソフトに依って動作したり、しなかったりと言う事が無いのでたいへん便利になりました。


トランシーバの上に置いたAuto-Ant-Selector


A.A.Sの内部、 蛇の目基板に僅かな部品のみです


シーケンス図をクリックすると正確なPDF回路図が開きます。

Automatic-Antenna-Selectorは、ICOMトランシーバーのCI-V信号により、自動的にトランシーバーの選択したバンドに該当するアンテナに切り替わります。 CI-V信号の無いトランシーバを使った場合には、押しボタンスイッチで手動で選択可能です。
このArduino CPUのプログラムは、JA4BUA 桑原さんのご協力により完成いたしました。



この装置は、ICOMユーザーであれば誰でも簡単な工作で実現可能です。 問い合わせ下されば、詳細案内致します。
アンテナ・リレーボックス

2014/01/20  Weaponsより転載  .

 アンテナは、1本の12D4AFケーブルでタワーの上まで給電しています。マスト上にリレーボックスを設け、マスト上の3本のアンテナとタワー上部に取り付けた2本のスローパーの計5本のアンテナをリレーで切り替えるています。

上記のAutomatic-Antenna-Selector の説明で分かる通り、トランシーバのバンド切替に伴って自動で切り替えています。

  
タワー上の"Ry Box-1"アンテナリレーボックス(左)、 と内部構造(右)

Ry Box-1
このリレーボックスには、接点容量20Ampのリレー OMRON G4F-1123T 4個が組み込まれています。
Ry2, Ry3, Ry4は、それぞれ 7/10M RD, 14/21/28トライバンダー、 18/24 デュオバンダー各アンテナに接続されます。
全てのリレーがoffのとき、RY1の接点が閉じて、Ry Box2に接続されます。


Ry Box-2
画像が有りませんが、小型の防雨ボックスに入っています。
Ry Box-1のリレーがoffのとき、Ry Box2の中で1.8Mスローバー又は、3.5Mスローパーに接続されます。
二つのスローパーは、1個のリレーで、off時3.5Mに、on時1.8Mに繋がる様に切り替えます。

即ち、全てのリレーがoffのとき、3.5Mのアンテナに繋がる形です。


二つのリレーボックスは、シャック内のAutomatic-Antenna-Selectorで、コントロールされ、5本のアンテナが適切に自動的に選択される仕組みです。