"ICOM Communication Interface"

ICOMのトランシーバの場合、裏面に"REMOTE"ジャックがあり、これにオプションのCI-V(Model CT-17)を接続、CI-Vの出力をCOM Portに接続する事で、パソコンとトランシーバが常時通信状態に成ります。ログには自動的に100Hzオーダー(特に制限は無く、取り込むソフト側の都合で1Hz〜KHzを選択する)の周波数が取り込まれ、記録されます。最近のロギングソフトは殆ど対応していますので便利になりました。
ヤエスやケンウッドのトランシーバも、それぞれ接続機能を備えています。

当局の場合は、ロギングソフトとして、"Logger32"、"MMTTY"、"WriteLog"、"N1MM Logger"等々多数のロギングシステムが並列に存在し、場合に依ってはコンテスト中に通常ログの使用も有ったり、その度に使用中のログを閉じて別のログを開くなどの問題が発生します。Windowsの長所でもある同時に複数のソフトを起動して随時使用する。又は同時に使用する事が出来る筈ですが、実際には問題が発生して出来ませんでした。
ICOMのCT-17は、複数のICOMトランシーバーやリニアアンプと並列に繋ぐ事が出来ます。しかし、複数のcom Portには接続出来ません。従って、同時に二つのログソフトを立ち上げる事は出来ません。
そこで、同時に二つのポート接続を実現するために"Dual port CI-V"を製作しました。
これは、ICOMトランシーバの"Remote"ジャックに接続した回路から二つのRS-232Cコネクタに回路を形成するものです。

補足説明:CPUの能力が低いパソコンでは"Dual port CI-V"が正常に動作しない場合があります。当局のテストでは、Pen-4 2.4GHzでは動作が不安定でした。Core2 Duo E4400 2GHzのパソコンでは完璧に動作しています。(Windows XP)

※ リニアアンプIC-PW1との組み合わせ:この場合、動作が不安定になる事がある様です。
トランシーバーの"Remote"の過負荷が考えられます。従ってIC-PW1を"AUTO"で使う場合には、この装置は適さない可能性があります。 Dual Portの片側だけを使っても解決しませんので 純正オプションCT-17又は同等品をご使用下さい。

ver.3 回路変更:RS232C 変換用ICを高速型 IC3232CPZに変更、Remote接続回路の74LS00を74LS04に変更、これによってデュアル動作が確実になった


左は純正の"CT-17"型CI-V 右は、自作の"D-CI-V" (Dual port CI-V)
回路図 ( Feb. 2010 回路 ver.3 ) REMOTE入力回路 74LS00を74LS04に変更 

電源のDC 5Vは、パソコンのUSBポートから供給しています。
パソコンのスイッチ ONで回路が動作しCom portの通信を確立させて置くことで、トランシーバーと安定な接続が随時可能となります。


内部