IC-756PROV
                

Ritのつまみ
ICOMのIC-756pro3の右下の"RIT/ΔTX"つまみが小さくて、何としても使い難くかった。そこでケンウッドTS-950SDのつまみをはめています。ほんの少しの違いですが、実際の操作感覚は至極具合が良くなりました。オリジナルのつまみは上側のCW PITCHと同じ大きさなので比較すると大きさの違いが分かるでしょう。
   


ルーフィングフィルタ
2010 Apr. アメリカ、International Radio (INRAD) 社から写真のルーフィングフィルタを取り寄せて組み込みました。IC-756proVの基板上に加工をするのでハンダ付けに自信のある人以外にはお奨め出来ません。
受信回路の1st IFの前に帯域幅約4KHzのフィルタを挿入することで、3rd IMDを改善する事が出来る。IC-7600に買い換えをせずに済ませる一策とし効果は有ったと思っています。

  


電源コードのヒューズ
IC-756PRO IIIを使い始めて半年経った頃、使用中に突然の電源断でビックリしました。原因はヒューズでした。ガラス管ヒューズのヒューズ線を端子に半田付けしている部分の半田が熱で錫分が蒸発してカサカサになって通電不良を起こしていました。
この電源コードはIC-756PROに付属していた物をそのまま使い続けたので約5年が経過していました。プラス側(赤線)の右側が熱で黒く変色しています。ヒューズを支えている端子部が接触圧が足りない為に発熱したためでした。一旦は交換しましたが約1年後再び同じ現象で電源断の事故が発生しました。

ガラス管ヒューズに20Aの電流を流し続ける事は元々無理なのは明白です。対策として、ヒューズとホルダーを交換しました。(2006/05/25)
自動車用の平型ヒューズです。カー用品ショップでホルダーとヒューズを買いました。こちらは端子の接触圧が高く安心して使えそうです。 尚、マイナス側はアースラインなど並列に接続されていますので直結とし、保護機能としては何ら問題無いと判断し、ヒューズはプラス側だけに入れています。

参考:半田に使われている鉛の融点は327.5℃、錫の融点は232℃である。ある程度発熱し、錫の融点を超えて、鉛の融点に達しない状態になると錫が溶けて鉛と分離してしまう。その結果半田付けされた部分は、錫の成分が抜けてスカスカの状態になり、電線と非導通状態になる。

  
従来の電源コードのヒューズ

    
改良したヒューズ


インターフェース回路
MMTTYなどRTTY用のI/F回路ですが、CW コンテストも含めたインターフェース回路を一つの箱に入れ、"Dual port CI-V"と二つでパソコンと無線機間を接続する関係は下図のDigital System 接続系統図に示します。

図中の"Communication Interface-V"の写真をクリックすると詳細を見る事が出来ます。 ( ver3 回路改良 , Feb. 2010 )
     "RTTY Intrface"写真をクリックすると回路図などPDFで詳細を見る事が出来ます。 
      (PDFはAdbe社のAcrobat readerで表示することができます)

2010/04/13追記
 新RTTY Interface
私は、RTTYが主で、いつの間にか殆どPSK31の運用はしなくなって居た。PSK31は、帯域が狭い為に相手の信号を見失わない様にするためには、AFCなど、相手と強制的な同期を確保して置く事が重要なのだが、DX局などを一度に沢山の局が呼んだ場合、信号の強い局にAFCが引っ張られたりして、相手を見失う確率が高くなる。そのイライラには耐えられないので、自然PSK31を使わなくなりました。
従って、新インターフェーズでは PSK31の送信用のPC AF outputライン接続を除去しました。
もし、この回路を活用される方でPSK31も使いたい人は、旧回路のこの部分を含めて構成して下さい。