2014年 JARL フィールドデー・コンテスト
 3年ぶりに羽山(690m)山頂から JA7IC/7 でQRVしました。    羽山の詳細へ

2014/08/02 21:00 〜 8/03 15:00
今年も猛暑で、35℃を超える酷暑の中で局舎のスクリーンテントと無線設備を設営し、各バンドのアンテナを立てました。
全てのセッティングが終わったのは、午後8時45分でした。約15分間の急速の後、休む閑も無く運用開始でした。


左側は、28M ヘンテナ、右は50M 6el YAGI



中央は14, 21用デルタループ、 右の立木の上に一寸出ているのは3.5/7M用ダイポール


今回の使用設備

リグ:
IC-7200 50W

アンテナ:
50M用: 6'el Yagi
28M用:ヘンテナ
14, 21M用:デルタループ
3.5M / 7M用:ダイポール

オート・アンテナ・セレクターを使ったので、バンド切替は至極快適でした。 
14Mと21MはATUでチューニングのため、切替毎に"Tuning"ボタンを押す必要が有ったが、それ以外はRigのバンドスイッチを押すだけでアンテナの事まで考えずに済みました。

昨年の運用地、雄国沼の様に1000mを越す高地では蛾も来ないし、涼しいので車の中にリグをセッティングしても快適にオペレーション出来るのですが、此処ではスクリーンキャノピーが必需品でした。 しかし、これは旧式なので、組み立て構造が複雑なため、設営や撤収に時間が掛かるのが難点でした。

最初にキャノピーを建てて日陰を作ってから各バンドのアンテナを順次建てていきました。

事前の計画では、21Mはヘンテナを立てるつもりで用意して居たのですが、同軸が1本足りない事に気付きました。
仕方無く、14のデルタループに21Mも乗せて使う事にしました。

昨年3.5Mがある程度稼げる事が分かったので、今回は、7Mのダイポールの先端にトラップを付けて、3.5Mにも出られる様にしましたが、いざ現地で立ててみると、ワイヤーの長さは3.5Mに同調していますが、SWRが低くなりません。エレメントが長い為、トラップコイルから先が地面すれすれになる事などローバンドには無理らしいと思われましたので、無理にマッチングを取ろうとせず、SWRが高いままでも約20W位は出る事が分かったので、そのまま使う事にしました。

運用開始後、7Mと3.5Mを言ったり来たりで143局数出来た所で1時頃にいったん見切りを付け、睡眠薬代わりに缶ビール2本飲んでて就眠。

朝、4時半頃に目が覚めて、昨日の残りのおにぎりを1個腹に収めて運用開始。
なかなかQSO数が伸びない中、ポチポチ拾って、午後2時頃に何とか 385QSOまでになりました。
しかし、昨日の設営時の暑さを考えると撤収にも相当に時間が掛かると考えて、此処で思い切って電断しました。


       QSO   Pt    Mul
3.5      64     64   28
 7      168   168    45
14       38    38    25
21       16    16    13
28       21    21    12
50       78    78    19
-----------------------------
       385   385    142         スコア= 385x142x2 =109,340


それから、順序立てて、一つ一つ片付けて、全ての撤収が終わり、塵を拾って車に乗り込んだのは20時を過ぎていました。




こんなに暑い中での一人作業は、年齢を考えると、無理だと熟々反省して居ます。
来年は、雄国などの少しでも涼しい高所に行くか、参加を止めるか決断をせねば成りません。

昨年の写真総会の席で、熱中症など事故が起きてからでは遅いので、FDの開催日を6月初めに変更して欲しいと要望したのですが、JARL理事会は会員の健康に配慮する様な必要を感じて居ないもようで、残念です。



追加情報
今年も CWシルバー部門で JA Topになりました