2015年 JARL フィールドデー・コンテスト
昨年は、地元の羽山から出てみたのですが、矢張り暑いので参りました。
そこで、今年は、会津の「雄国沼」に戻りました。
雄国沼は、磐梯山の西側に連なる猫魔山の西側中腹に大昔に出来たカルデラ火口湖です。 火口湖一帯は、湖と更に南側に湿地帯を
含めて、美しい自然の小平野を成し、すり鉢状の外輪山に囲まれています。
その外輪山の一画が今回の運用場所です。(2012年, 2013年の運用地点と同じ場所です)
食事は、余計な時間を掛けずに済む様に、レトルト食品を活用は、毎度同じです。
コンテストは、今年から午後6時開始と成ったので、宵のうちに稼ぎたいと思った割には伸び悩みました。
3.5Mの逆Lの水平部は、地形的に東又は西に伸ばし難く、北に伸ばす形で設置せざるを得なかったのですが、次回には、マストの位置や水平部を張る方向など見直す必要が有りそうです。
7Mが局数的には一番稼げる所ですが、思ったほどに拾えなかったので、出来れば次回はポールを工夫して、もう少し地上高を稼ぎたいと思いました。
14〜28Mは、Hexagonal Beam を投入したのですが、何か飛びが悪く、伸び悩みました。 朝8時台になって、ビームのフロントとバックが逆だと気付きました。 方向を修正した結果、どんどん呼ばれる様に成り、それから遅れを挽回すぺく頑張りましたが、最終的に一昨年の数字までには追い付きませんでした。
後半の感じで言えば、即ち、最初からビーム方向を正しくセットすれば、来年はもっと期待しても良さそうです。
Hexagonal Beamは、下から見上げると、六角形で、どちらがフロントなのか、見極めも難しい事も実感しましたので、下から見上げた時に方向が一目で分かる様な工夫も必要だと感じました。
6mは、ここからやれば、この程度だろうと言う程々の成果でした。
時々Eスポが出て、九州ができたりしましたが、例年と共通のパターンでした。
何と言っても6mのQSO相手は、関東エリアとなる訳ですが、この場所から関東方面へは、途中に1800m級の那須連邦が障害になり、距離的にもグランドウエーブが厳しいので、羽山と比べてQSO数が減るのは目に見えています。
それと、地元の羽山からと比べると距離も遠くなり、ルート上に奥羽山脈を斜めに縦断する様な形と成り、不利な条件が重なります。 Esの期待薄なこの時期なので、そこそこのマルチが稼げれば上出来かと、割り切る事に致しました。
QSO Pt Mul.
80 82 82 31
40 169 169 43
20 104 104 41
15 40 40 18
10 29 29 15
6 37 37 18
-------------------------
461 461 166 SCORE = 461x166x2 = 153,052
各バンド毎のマルチ
80m: 101, 105, 06, 07, 08, 09, 10, 11, 12, 13, 14, 15, , 16, 17, 18, 19,
20, 21, 24, 25, 26, 27, 30, 31, 34, 35, 37, 38, 42, 44, 45, 47
40m: 101, 102, 103, 112, 114, 03, 05, 06, 07, 08, 09, 10, 11, 12, 13, 14,
15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 31, 33, 34,
35, 36, 37, 38, 39, 40, 42, 43, 44, 46
20m: 101, 103, 105, 106, 109, 112, 114, 03, 07, 08, 09, 10, 11, 12, 13,
14, 15, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 31, 32, 33, 35,
36, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 46
15m: 101, 07, 10, 12, 13, 18, 20, 21, 23, 24, 25, 27, 35, 36, 40, 43, 45,
46
10m: 101, 07, 08, 10, 14, 15, 16, 17, 18, 35, 38, 40, 42, 46, 47
6m: 06, 07, 08, 09, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 21, 37, 46,
47
2015/12/22 JARLから結果の発表が有りました。 今年も電信・シングルオペ・オールバンド・シルバー部門で全国1位になりました。