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New  綺麗な音のCW練習機 "KeySound"
2011/01/14  追加

エレキーでCWをうまく打つ                           2011/10/10 追補、    2005/06/23追補

 エレキーを使いこなすために参考になる事をお教え致します

 CWを上手に打つにはどうしたら良いのでしょう。
私は開局以来CWを主体にしたハム生活を送って来ました。
そしてCWコンテストに参加して48時間内に1000局以上と交信した経験などを基に、初心者にもCWを上手に打てる様なアドバイスを致します。


 

私のベンチャーはパドルを少し広げて有ります
ベンチャーのパドルはバネの強さをレバーの付け根にある細い小さなマイナスネジで調整します。
バネを支えている細くて長いマイナスねじでレバーとは放射方向に出ているマイナスネジです。
市販のJA方式は接触不良を起こし易くお勧め出来ません


受験の為に覚えたCWを使わない為に忘れてしまったのでは勿体ないです
「エレキーは難しい、米つきバッタが相応」などと言われます。しかし其れは間違いです。
米つきバッタは手首の柔軟さと腕の筋肉の高い運動能力に支えられて成り立ちます。上手に長時間打てる様に成るためには日頃の訓練と努力が必要で、正しい姿勢と正しい打ち方をマスターすることから始めねば成りません。ましてや高齢に成ってからのマスターは至難なことです。

それに比べると、エレキーは簡単にマスター出来、誰にも勧められます。親指で短点を、人差し指で長点を打つことで1〜2時間も練習すれば有る程度の実用域に達します。
勿論無意識にドンドン符号をうち続けられる様に成るためには少しは練習を積んで自分の身体に染みつく様にしなければ成らないのは当然です。自動車の運転でも免許が取れて走り出してからも有る程度慣れる迄には其れ相当に時間が掛かるものです。


エレキーで上手に打つには
エレキーで巧く打つには、 まず最初に手を綺麗に洗いましょう。
脂肪や食べ物で指先がベタベタした状態では絶対に上手く打てません。
パドルに触れる指がちょっとでも粘る感じがしたら迷わず手を洗いましょう。
短点なり長点を打った指を戻した時にレバーが指にくっ付いて思う様に符号を出したり止めたりが出来ないからです。
指先がサラサラしている位の清潔さが必要です。


構えは、机に肘を軽く付けます。 肘を付けなくても腕を空中に浮いている状態で保てるなら、更に結構ですが、多分長時間に亘と辛いでしょう。
肘が机からはみ出す場合は出来るだけ肘に近い腕を机に軽く付けます。
この状態で軽く卵を握る様な柔らかい気持ちで親指と人差し指でパドルに触る少し手前の空間に構えます。
この少しと言う抽象的な表現では「何センチ?」と疑問が湧くでしょう、そんなに厳密に考えなくて結構です。
2〜3センチ空いていても問題ありません。 符号を出す時自然な力の移動でパドルレバーに触れられれば、それでOKです。
慣れてくれば、理屈抜きで自分で好みの形が出来てくると思います。その時には意識せずにやって下さい。

腕全体を机にベタッと付けては駄目です
手は、ベタッと机に付かない様に、軽く小指が接触する様にします。
手首は小指で支えられて空間に維持出来る筈です。机に接触しても結構ですが手の重量が机にべったり乗ってしまっては駄目です。
上の写真を見て下さい。薬指は浮いています。ベタッと付いたら柔らかい動きが出来ないからです。


パドルは
指先だけで操作します。 レバーの操作は肘を動かさない様に操作します。手首や二の腕をスウィングさせない事が大切です。
手首や腕が動くと不必要な運動によって肝心のパドルの操作に遅れが生じ、短点から長点へ、長点から短点へのスムーズな移行を妨げます。
結果として誤字がでる、早く打てない、などで疲れるだけで何の役にも立ちません。

特に昔バグキーを使った事がある人は注意して下さい。バグキー(セミオートマチックキー)は二の腕と手首の横方向へのスイングで符号を出しますので必要な動作でしたが、これがエレキーには障害になりますのでバグキーの癖は早く直して下さい。

親指と人差し指で軽く卵形を作って指先をパドルレバーより広めに構えます。
この時に腕、手首、指の力を抜いて、自然体である事です。
肘は机にまともに乗せて、手のひらはの小指側の側面が机上に軽く触れる程度にします。
この時注意する事は、机上に乗せた腕や肘に体重を掛けない事です。腕にもたれ掛かると手の運動に円滑さを阻害されます。
姿勢を真っ直ぐ椅子に腰掛けて、体重を腕に掛けない様にします。
そして符号出す直前まで、レバーには触れて居ません。

次に実際に長点なり短点を打つ事になりますが、
手首で打っては駄目です。親指と、他の指で柔らかい物を指先で交互に「コチョコチョ」いじる様な感じでレバーに触ります。触れば信号が出ていく筈です。上の写真は短点を出すために親指をレバーに当てたところです。
エレキーを自分の向きと直角又は平行に置いては、指の長さが違いますから不自然になります。
腕を自然な形で前へ出した時に出来る手首の曲がりに合わせて、少し斜めに置いて親指と他の指で作る自然な開口方向に合わせてキーの向きを決めて下さい。(上の写真は撮影の都合で水平軸に合わせていますが机上では自由な角度で置きます)

 
良い音のモニターは不可欠です。モニターをしながら軽くキーイングすると自然に正確なキーイングが出来るようになります。アルファベットの並んだ本(英語の本)などを見ながらスムーズに信号が打てる様に何度も練習しましょう。直ぐに本番でQSOをしたくなりますね。そこまで行けば貴方の物です。くれぐれも言いますが、力を入れず、指先で「コチョコチョ」やる事です。この時、手首の力は完全に抜けてリラックスした状態であること、手首がキーイングに伴って大きく動かない事が大切です。
 エレキーは何時間やっても、手が疲れて打てなくなる事は有りません。コンテストで1000局以上のQSOして頭がボーとなっても手の方は大丈夫です。


左手で打つ
 右利きの人が左手で打ち、右手でペンを握ればコンテストなどで素早い操作が出来ると言う訳で、私も左手うちを覚えました。コンテストにパソコンを使う様になってからも右にはマウスが有るため左側にキーを置くと好都合です。未だ紙ログでやっている方のためにもお勧め致します。
「右打ちのキーを左手で上手く操作出来ないけどどうしたら良いか?」と聞かれます。
私は接続を変えて親指の役目は短点と決めてやっています。
別付けのエレキーを使っていた時は後ろ側に左右切り替えのスイッチを付けておりました。

右打ちの人が左手に変えた場合、指を動かそうとすると顔が歪んでしまうような事が起きます。
少し我慢して練習すれば何とかなる物です。私の場合は有る程度出来る様になって、完全に左操作だけでしばらく続けたある日、左腕の異常に気付きました。腱鞘炎の兆候だと気付きました。直ぐに右打ちに戻して何ヶ月か、左手を休ませました。頃合いを見て左手に戻しましたが、時々右打ちにして左手をいたわっておりました。個人差が有りますので、何とも言えません。ご自分の躰はご自分が一番分かる訳ですので、気付いたら無理をしない事だと思います。
CWは馴れる事が一番大切だと思います。出来ると自負していても、しばらくぶりにキーに触ると上手く打てません。時々暇つぶしのQSOをしてキーと仲良くしておく事も大切なことです。
私自身、現在は左手打ちに慣れてしまいましたので右打ちに切り替える事は無くなりました。
左手でパドルを右手でマウスを操作出来る体制でコンテストなどでもスムーズな運用が出来ています。


これからCWを練習する方、受験勉強の方へ
 頭で聞いても上達するのは難しいです。常に信号を聞いたら
書く事です。試験場では受信した文字を書いてこないと合格出来ません。試験場では堅くなって鉛筆を持つ手に力が入って、何時もと同じには書けないかも知れません。頭で考えないで字が書ける様になれば後は言う事ありませんね。