2011/10/15 リニューアル
2011/08/04 追補
2010/07/15 初稿
私のアマチュア無線は、1956年に落成検査に合格して本免許を貰った時は、7MHz帯からのスタートだったし、間も無くDX QSOに目覚め、CWを始めた事からも主にHF DXをメインにして来た事は確かですが、当時は真空管を駆使していた時代だから、50MHzでさえも大変高い技術が必要な世の中でした。
やがてトランジスタなどが盛んに使われる様になり、VHF, UHFも容易になったことから1970年代後半には430MHz帯の国内遠距離にも高い関心を示すようになりました。
1980年頃、7エリアに里帰りした頃から430MHz国内DXにもトライする様になりました。 UHFで遠くとQSOするには、見通しの良い高い山の上へ昇るしか方法がない事に気付いて、高地移動を始めました。それが当局の移動運用の原点だと思います。 当時はF9FT 21エレ2パラとか、2X2等を標高1,400mの白布峠など県内の高い所を地図を頼りに出掛けて行って、JA4,5,6など自宅からは出来ない所とQSOに励んだ事を思い出します。 その後の移り変わりのなかで次第に 6m & Downにクラブで参加する様に成り、メインバンドも50M帯へと移って行った様に思います。
その後は、V/UHF QSOは、「アマチュア無線須賀川クラブ」の恒例行事として 6m&Down にさんかして、現在に至っています。
個人的には、再びHF DXに注力する様になっていったので、普段は我が家ではDXばかり追い掛けて居たのだが、決して国内QSOが嫌いだとか、くだらない等と思って居た訳ではありません。 やがて平成の大合併で福島県内にも、幾つかのニューシティーが誕生しましたが、田村市が誕生した日(256 QSO)や、本宮市が誕生した二日目(131 QSO)には、それぞれの市に単独で移動して主にHFでJCCサービスもやりました。
2008年8月、JA7SSB 故斉藤さんのたってごお誘いを受けて、彼が支援していた「福島CW愛好会」のクラブ行事として毎年実施していたフィールドデーコンテストに助っ人オペとして参加した。しかし、その翌年斉藤さんがS.Kされた為、2009年の同会FDコンテスト参加が取り止めになりました。 前年に参加した時に、斉藤さんの指導が大変良く行き届いていて、楽しく参加出来たので、次の年も楽しみにして居たのでした。
そこで、ある程度の移動運用の準備もしていたので、2009年は個人で参加することにしました。 この時が個人としてのフィールドデーコンテスト初参加となりました。 この歳になって初参加とは、その理由は、このコンテストに興味が無かったのでは無く、長年奉仕していたボーイスカウトでは日本ジャンボリーなどの重要な行事が、毎年この時期に行われていたため、奉仕に携わって居たからでした。ボーイスカウト関係もあとの世代にバトンタッチをしたので、この時期に余裕が出来たので2008年のクラブ局参加が実現した訳で、それが切っ掛けとなった事も確かです。
●2009年フィールドデーコンテストの運用状況 2009/08/01〜08/02
個人参加の2009年は、自分の住む須賀川市東部、阿武隈山脈の西端に位置する羽山(690m)山頂に移動して単独参加しました。この時は、3.5M〜50M CWで305局、9万余点を得て、CW・シングルオペ・シルバーでトップ賞を頂きました。
(羽山は、地元では昔から羽山と名前が付けられていましたが、東山(780m)に連なる尾根筋の南端で、山容から見ると単独峰に見えるのですが、何故か国土地理院の1/25,000には山名の記載が有りません)
今年2010年も参加を予定してギアに工夫などして準備を進めています。
●2010年フィールドデーコンテストの運用状況 2010/08/07〜08/08
完璧に準備したつもりだったが、外付けキーボードを積むのを忘れてしまい、ノートPCに直に入力せねば成らず、スムーズなキー入力が出来無かったのは残念でした。それでも330 QSOで昨年の実績を少し上回る成績が上がってホッとしています。
結果がJARLニュース2011年冬月号に掲載されました。今年もCW・シングルオペ・シルバーの全国1位になりました。
●2011年フィールでデーコンテストの運用状況 2011/08/06〜09
今年は、設備は完璧に計画通りの準備ができたので期待して望みました。 しかし、酷暑と、夕方の天候急変が問題でした。昨年までの300局オーバーの成績を上げる事が出来ませんでした。
●フィールドデー移動地 ・ 羽山
須賀川市の東部に見える山々(阿武隈山脈の西端)、羽山は市内から何時でも見えている地元の山です。 福島空港は、画面の右端あたりの方角です。
須賀川市の域内で、羽山より高い 東山(779m) は車で登れる道は有りません。 東山の陰に沢又山 (867m)があり、車で登れるのですが、牧草組合の管理地になっていてる事と、広域消防の中継基地局などが有るので残念ながら利用できません。 須賀川で高くて車で登れるのが羽山です。 羽山は東山や蝦夷岳よりも少し西に張り出しているので真北や真南に対しての傷害も少なく、西側180度は約250m落差の田園地帯です。 近くて無線を楽しめむには良いポイントだと思っています。
家からほゞ10kmの距離があります。 写真は、我が家の近くからの遠望です。
国土地理院 1/25,000地図ですが、羽山の山名が無いので追記しました。
JA7IC/7 Aug. 2009 JARL フィールドデーコンテスト参加
棚上:左からスピーカー付きDC電源、ノートパソコン、トランシーバ
テーブル上:左からパドル、キーボード、マウス、メモ
左端、電源の左側のアルミポールは夜間の照明灯を取り付ける棒です。
真夏なので、冷たい飲み物用にアイスボックス。夜間の暖かい飲み物用にポット、手間の掛からない食材と炊事用のキャンピンググッズ、蚊取り線香等々充分に用意したつもりだったが、夜になって蛾や様々な虫が飛来して難儀した。今年は周囲をネットで囲めるタイプのタープを用意して蛾の襲来を防ぐ予定です。
2010年から、WFF AWARD Activatorとしての活動を開始しました。
これは、WFF AWARD を狙うDXerに向けて、WFF DIRECTORYに登録された国立公園、国定公園からの運用を行う活動です。
WFFは、初期にWFF Expeditionと言っていた言葉を2011年春から"WFF Activation"と言い換えました。
●詳細はこちら
アンテナ 1
50MHz CL6DX 6el Yagi 28MHz Hentena 21MHz Hentena 14MHz Mono-Elment-DeltaLoop 7, 14, 28MHz_ウインドム 3.5MHz_Long Wire
アンテナ 2
10, 14, 18, 21MHz 陣旗ループ・アンテナ
アンテナ切り替え器
移動運用 フィールドデーコンテス用 GEAR シーケンス
2011/10/10 改訂

詳細は各部画像をクリック
移動運用にしろ、ホームステーションにしてもパソコンの使用無くしては考えられないのが現代のアマチュア無線です。
私の移動運用に於けるシステムは、この図に示した様にトランシーバーとパソコンを如何に巧く活用するかに掛かっています。
パソコンのロギングソフトからのメッセージ信号と、CWのパドルからの打ち出すコードを"Contesters Keyer"内でミキシングしてトランシーバのKey ジャックに入力しています。 記載を省略していますが、デジタルMode の復調のためにトランシーバーのAF出力からPCのAudio入力に接続してしています。
また、トランシーバーのラジオコントロールをICOM CT-17経由でPCに繋いで自動的にFreq, Modeをログに記録しています。
ディスプレー
パソコンのディスプレーには17inch以上の大きな物は邪魔になるので、古い手持ちのTFT 15inchを活用しています。 今では市販品には限られた製品しか見当たらなくなりましたので貴重品かも知れません。
キーボード
標準的なキーボードは形が大きいので移動には適しません。 これも昔使っていたメカニカルスイッチタイプの小型キーボードを活用しています。
市販品には、多くの小型キーボードが見受けられますが、ブラインドタッチでキーイングするのであればノートPC用の様なキートップが平板な物では無く、標準キーボードの様にキートップの中央が凹んでいる物が快適に使えるかと思います。 CWのパドルと同様に拘りの厳選品を使いたい物の一つです。
Contesters Keyer
コンテストにCWで参加するには、まずパソコンにインストールした"zLog"などのコンテスト用ロギングソフトを使用するのだが、一部のデスクトップ型のトランシーバーには、正面にエレキーパドル用のジャックがあり、背面にストレートキー用のジャックが付いて居るものもあり便利です。
しかし移動用に使うコンパクトなトランシーバーには、通常キージャックは一個しか付いて無い。そのため、パソコンの出力を接続するとマニュアルのキーを接続出来ないので困る。 単純に両方の信号を並列に接続してトランシーバのKeyジャックに入力することも可能ですが、もう少し進歩的に、スマートに処理したいと言う事から"Contesters Keyre"を作りました。
Contesters Keyer
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パドル このページ上部掲載の2009年フィールドデーコンテスト参加時の写真ではベンチャーのパドルを使って居ましたが、現在はベガーリのシンプレックスを愛用して居ます。
ベンチャーより軽い。 ボディーが確りしている。 パドルレバーが変形し難い。 レバーがアルマイト処理で指に粘らない等々気に入っています。
Begali "Simplex キャリングケース
"Begali Simplex"は、運搬中にパドルレバーなど可動部に無理が掛からない様にキャリング・ケースを作って収納しています。 キャリングケースは、ホームセンターで入手したツールボックスにピッタリ嵌る様に加工しました。 パドルのコードは約10cm程度に短くして先端にφ3.5 ステレオプラグを取り付けて、使用する時には延長コードで必要な長さにしています。
ヘッドセット
私は、常にスピーカーからの音を聞いて運用するので、移動運用に於いても基本的には変わりないですが、クラブ活動など、複数同時運用などの時にはヘッドセットを活用しますので移動グッズには常備しています。
ヘッドセットは、Heil soundの"Pro Set" HC-5を愛用しています。 ICOMのリグはコンデンサーマイク用なので、マイクコネクターの近くにゲイン不足を補うためのマイクアンプを組み込んだボックスを取り付けています。 Mic Ampは、2SC2240x1石の簡単な物です。また、コネクターから出て居るRCAジャックは、PTT用で、ハンドスイッチを利用する場合に利用します。 通常はのPTT操作はフットスイッチを使うのでこのコネクターは使用せず遊ばせています。
パソコン
パソコンは、以前はB5型ノートブック IBM ThinkPad X31+ ウルトラベースを使っていました。 しかし、ディスプレーが小さい事、キーボードが使い難いのも気になります。
さりとて、外付けキーボードを使うとノートPCとキーボードで只でさえも狭いオペレーションデスクの上が混乱します。
そこで、思い切ってMINI ITXの小さなパソコンを作りました。 続きを読む
幅 215 x 高さ 96 x 奥行き 221
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発電機
左は、20年以上使ったEB1500 右は、EU9i
EU9i 50/60Hz 900VA ( 100V 9Amp )
2008年秋に購入して翌年から使い始めたインバータタイプの軽量発電機、 重量約13Kg、約4〜5時間毎に燃料補給が必要なのが唯一の欠点かも知れないですが、同じ物がもう1台有れば並列運転で1.8KVA ( 100V 18Amp. )まで使える優れものです。
50Wトランシーバーに依る移動運用には、充分な余裕があり、重宝しています。
50Hzと60Hzの差は全く無い様で、ユーザーの都合で決めれば良いので、東北では商用ラインが50Hzなので50Hzに設定しても良いのですが、接続する安定化電源のトランスの事を考えて60Hzに設定しています。
(電源トランスは、周波数に逆比例して鉄損が増えます。 鉄芯の磁化特性も周波数が高い方が余裕が有りますので効率を考えて60Hzにしました。)
運転騒音は、従来30m捲きのコードリールが必携でしたが、この発電機を何度か使った感じでは非常に静かなので電源コードは10mでも気にならずに運用可能でした。従って最近の移動では10mの延長コードだけを持参しています。出来れば15m位あればベストかと思います。
電源ノイズは、購入後 6m VHFでの何度かかの使用では特に意識した事は無かったノイズですが、HF帯で使った時に、特に14MHz帯でのノイズが大きい事に気付きました。色々とWebサイトを調べた結果、ノイズフィルター、点火プラグコードのシールドなどのノイズフィルターキットの組み込みが必要と分かり、ホンダ汎用機器の正規代理店に依頼して、対策をお願いしました。 同店では、フィルタは取り付けたが、点火プラグなどに就いては不明だとの事で、対策は此処まででした。
ノイズフィルタを取り付けた結果、実際の移動運用に於いて、14MHz帯をはじめ全バンドに於いて、ノイズでSメーターが振れる様な事は全くと言って良いほど無くなりました。
EB 1500 50Hz 1.25KVA
2008年まで移動時に使って居たが、70歳を越えた今、燃料満タンで40Kgを越える重量を車への積み降ろしが難儀になって主役の座から降りて貰いました。
1500の型名から、1.5KVAだと思って買ったのですが、それは60Hzに於ける出力でした。購入時に既に50Hzにセットされて居て、1.5x(50Hz/60Hz)=1.25KVA と言う事になりました。これは60Hzに比べて50Hzでは発電機の回転数を下げる必要が有るためと思われます。60Hzにセット出来ないのか購入したホンダのデーラーに確かめたのですが駄目でした。
実際にフルパワーが必要に成る事も無かったので以来1.25KVAとして使って居ました。
今は、クラブで運用などの時にメンバーの手を借りて持ち出す予備発電機になってしまいました。
ガソリンはタンク満タンで、50W トランシーバー3台同時使用で10時間以上無給油で使えること、発電機の発生ノイズが少ないのでHF〜UHFまでノイズ知らずで使えた事で大変重宝致しました。 メンテは、定期的なエンジン・オイルの交換と、たまにエアフィルタの交換のみで約25年間、移動の友でした。
常に一発で始動するので、災害時には役立つと思って引退させずに保管しています。