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移動運用いろいろ

2014/08/07  2014FD追記
2013/08/07  2013FD追記
2013/08/01  リニューアル
2013/07/28 羽山地図分離
2012/11/28  リニューアル
2011/10/15  リニューアル
2011/08/04 追補      
2010/07/15 初稿      
 私のアマチュア無線は、1956年に落成検査に合格して本免許を貰った時は、7MHz帯からのスタートだったし、間も無くDX QSOに目覚め、CWを始めた事からも主にHF DXをメインにして来た事は確かですが、当時は真空管を駆使していた時代だから、50MHzでさえも大変高い技術が必要な世の中でした。
やがてトランジスタなどが盛んに使われる様になり、VHF, UHFも容易になったことから1970年代後半には430MHz帯の国内遠距離にも高い関心を示すようになりました。

 1980年頃、7エリアに里帰りした頃から430MHz国内DXにもトライする様になりました。 UHFで遠くとQSOするには、見通しの良い高い山の上へ昇るしか方法がない事に気付いて、高地移動を始めました。それが当局の移動運用の原点だと思います。 当時はF9FT 21エレ2パラとか、2X2等を標高1,400mの白布峠など県内の高い所を地図を頼りに出掛けて行って、JA4,5,6など自宅からは出来ない所とQSOに励んだ事を思い出します。 その後の移り変わりのなかで次第に 6m & Downにクラブで参加する様に成り、メインバンドも50M帯へと移って行った様に思います。
その後は、V/UHF QSOは、「アマチュア無線須賀川クラブ」の恒例行事として 6m&Down にさんかして、現在に至っています。

 個人的には、再びHF DXに注力する様になっていったので、普段は我が家ではDXばかり追い掛けて居たのだが、決して国内QSOが嫌いだとか、くだらない等と思って居た訳ではありません。 やがて平成の大合併で福島県内にも、幾つかのニューシティーが誕生しましたが、田村市が誕生した日(256 QSO)や、本宮市が誕生した二日目(131 QSO)には、それぞれの市に単独で移動して主にHFでJCCサービスもやりました。

 2008年8月、JA7SSB 故斉藤さんのたってごお誘いを受けて、彼が支援していた「福島CW愛好会」のクラブ行事として毎年実施していたフィールドデーコンテストに助っ人オペとして参加した。しかし、その年の秋に斉藤さんがS.Kされた為、翌2009年の同会FDコンテスト参加が取り止めになりました。 2008年に参加した時に、斉藤さんの指導が大変良く行き届いていたクラブで、楽しく参加出来たので、次の年も楽しみにして居たのでしたがとても残念です。

 そこで、ある程度の移動運用の機材を保有していたので、2009年は個人で参加することにしました。 この時が個人としてのフィールドデーコンテスト初参加となりました。 
この歳になって初参加とは、その理由は、このコンテストに興味が無かったのでは無く、長年奉仕していたボーイスカウトでは日本ジャンボリーなどの重要な行事が、毎年この時期に行われていたため、奉仕に携わって居たからでした。ボーイスカウト関係もあとの世代にバトンタッチをしたので、この時期に余裕が出来たので2008年のクラブ局参加が実現致しました。



●移動運用のQSLカード
 昨年まで、移動運用した時のQSLカードは、移動終了して帰宅した直後に真っ先に全てのQSOのQSLカードをプリントして、JARLカード転送へ送っていました。 JARLから2ヶ月に一度、カードが届いても、全て発送済みなので、気楽でした。
 私は、現在JARLの社員として、今年も社員総会に出席しました。 色々な支出費用の内訳を見ている内に、カードの転送費用の大きさが気掛かりに成りました。 コンテストでは、毎回同じ様な局が出てきますので、同じ局と、何度もカード交換をしている事に成りますが、実際にそれらのQSLカードが必要なのでしょうか? 考えて見ると、随分無駄な事をやっているんだなぁって思いました。

 其処で、今年(2013年)からコンテストのQSL全数発送を止める事にしました。 

今後は、ユニークコールサイン分はコンテスト直後に発送します。 
それ以外は貰ったカードに対して、TNXで発送する事に致します。 同じ局と、同じバンドで、同じモードで、QSLを送り受けをしている場合は、No-QSLとして送ら無い事にしました。 新たなバンドや、新たなモードでのQSOに対してはTNXで送ります。

自局が、新たなJCC/JCG 移動地から運用した場合は、新たに発行と致します。






過去の移動運用
New
●2016年 フィールデーコンテストの運用状況 2016/8/6〜8/7
今年は、昨年と同様に、会津の雄国沼外輪山にセットアップしました。


●2015年 フィールデーコンテストの運用状況 2015/8/1〜8/2
前年は、久し振りに地元の羽山からでましたが、暑さにバテバテになりました。
今年は、涼しさを求めて再び猫魔山麓の雄国沼外輪山にセットアップしました。


●2014年 フィールデーコンテストの運用状況 2014/8/2〜8/3
今は、3年振りに地元の羽山から参加しました。
久しぶりに酷暑を味わう苦難の設営を強いられましたが、羽山での最高と成る385局とQSO出来ました。


●2013年 フィールデーコンテストの運用状況 2013/8/03〜8/04
昨年と同じ磐梯・猫魔山西山麓の雄国沼でQRVしました。
更にQSO数を延ばし、500局を超えました。 今年も5年連続−CW・シングルオペ・シルバーの全国1位になりました。


●2012年 フィールデーコンテストの運用状況 2012/8/04〜8/05
一昨年、昨年の暑さにうんざり、今年は涼しい高原でやりたいと思って、磐梯山麓の標高1160mの高原に移動しました。
その結果、QSO 400局を超え、今年もCW・シングルオペ・シルバーの全国1位になりました。



●2011年 フィールデーコンテストの運用状況 2011/8/06〜8/07
今年は、設備は完璧に計画通りの準備ができたので期待して望みました。 しかし、酷暑と、夕方の天候急変が問題でした。
昨年までの300局オーバーの成績を上げる事が出来ませんでした。 今年もCW・シングルオペ・シルバーの全国1位になりました。



●2010年 フィールドデーコンテストの運用状況 2010/8/07〜8/08
完璧に準備したつもりだったが、外付けキーボードを積むのを忘れてしまい、ノートPCに直に入力せねば成らず、スムーズなキー入力が出来無かったのは残念でした。それでも330 QSOで昨年の実績を少し上回る成績が上がってホッとしています。
結果がJARLニュース2011年冬月号に掲載されました。今年もCW・シングルオペ・シルバーの全国1位になりました。



●2009年 フィールドデーコンテストの運用状況 2009/8/01〜8/02
 個人参加の2009年は、自分の住む須賀川市東部、阿武隈山脈の西端に位置する羽山(690m)山頂に移動して単独参加しました。この時は、3.5M〜50M CWで305局、9万余点を得て、CW・シングルオペ・シルバーでトップ賞を頂きました。
(羽山は、地元では昔から羽山と名前が付けられていましたが、東山(780m)に連なる尾根筋の南端で、山容から見ると単独峰に見えるのですが、何故か国土地理院の1/25,000には山名の記載が有りません)
今年2010年も参加を予定してギアに工夫などして準備を進めています。



●移動運用の様子


JA7IC/7   Aug. 2009 JARL フィールドデーコンテスト参加

棚上:左からスピーカー付きDC電源、ノートパソコン、トランシーバ 
テーブル上:左からパドル、キーボード、マウス、メモ
左端、電源の左側のアルミポールは夜間の照明灯を取り付ける棒です。

真夏なので、冷たい飲み物用にアイスボックス。夜間の暖かい飲み物用にポット、手間の掛からない食材と炊事用のキャンピンググッズ、蚊取り線香等々充分に用意したつもりだったが、夜になって蛾や様々な虫が飛来して難儀した。次回は周囲をネットで囲めるタイプのタープを用意して蛾の襲来を防ぐ予定です。





2010年から、WFF AWARD Activatorとしての活動を開始しました
これは、WFF AWARD を狙うDXerに向けて、WFF DIRECTORYに登録された日本の国立公園、国定公園からの運用でJAFFナンバーを提供する活動です。

残念ながらWFFは、2012年夏頃から組織の運用面で問題が生じ、一部のメンバーがWWFFと言う別の形で組織の立て直しを図っている模様です。
しかし、JAFFナンバーの扱いが宙に浮いた状態と成っているため、JAからの運用をしていたJA1FAQ, JA1JCF, JA7ICなどは、JAFFナンバーサービスの
活動を停止しました。 JA1FAQ, JA1JCFは、その後活動を再開した模様ですが、JA7IC はWWFFに動きに賛同でず、活動を止めていました。

その後、WWFFの活動も一定の秩序を保ってヨーロッパを中心に継続して居る様子と、ワールドワイドを対象とした動きも感じられる様に成った様です。
その様子を見て、私も2015年から少しずつ移動運用を再開いたしました。

以下は、これまでに私が移動した記録です。
国立公園・国定公園からの移動運用記録はこちら



炊飯用具
宿泊を伴う移動運用には、食事が大切な要素となります。

火器類、 食器類 などの装備です。   内容は、工事中で未完成です



移動運用に使う設備(アンテナ、トランシーバ、付属装置など)
無線機など機器類の接続系統図


移動用HFアンテナ FDをはじめとする移動用のメインアンテナ
14, 18, 21, 24, 28MHz 5Band Hexagonal Beam Antenna (ヘキサゴナル ビーム・アンテナ)
その他のアンテナ 
50MHz CL6DX 6el Yagi  FDコンテストの時に使うだけですが、6mでメインに使って居ます。


以下は、設置場所が狭い時など、時に応じて使っています。
28MHz Hentena   21MHz Hentena   14MHz Mono-Elment-DeltaLoop   7, 14, 28MHz_ウインドム   3.5MHz_Long Wire

14, 18, 21MHz 陣旗ループ・アンテナ



 
自動 アンテナ切り替え器  "Automatic-Antenna-Selector"

ICOMトランシーバーのバンド切替により自動的にアンテナを選択する 6Bandアンテナリレーです。
Contesters Keyer
コンテストにCWで参加するには、まずパソコンにインストールしたコンテスト用ロギングソフトを使用するのだが、一部のデスクトップ型のトランシーバーには、正面にエレキーパドル用のジャックがあり、背面にストレートキー用のジャックが付いて居るものもあり便利です。
しかし移動用に使うコンパクトなトランシーバーには、通常キージャックは一個しか付いて無い。そのため、パソコンの出力を接続するとマニュアルのキーを接続出来ないので困る。 単純に両方の信号を並列に接続してトランシーバのKeyジャックに入力することも可能ですが、もう少し進歩的に、スマートに処理したいと言う事から"Contesters Keyre"を作りました。


Contesters Keyer

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パドル   このページ上部掲載の2009年フィールドデーコンテスト参加時の写真ではベンチャーのパドルを使って居ましたが、現在はベガーリのシンプレックスを愛用して居ます。 
ベンチャーより軽い。 ボディーが確りしている。 パドルレバーが変形し難い。 レバーがアルマイト処理で指に粘らない等々気に入っています。

   
Begali "Simplex                          キャリングケース

"Begali Simplex"は、運搬中にパドルレバーなど可動部に無理が掛からない様にキャリング・ケースを作って収納しています。 キャリングケースは、ホームセンターで入手したツールボックスにピッタリ嵌る様に加工しました。 パドルのコードは約10cm程度に短くして先端にφ3.5 ステレオプラグを取り付けて、使用する時には延長コードで必要な長さにしています。


ヘッドセット
私は、常にスピーカーからの音を聞いて運用するので、移動運用に於いても基本的には変わりないですが、クラブ活動など、複数同時運用などの時にはヘッドセットを活用しますので移動グッズには常備しています。

  
.                                                回路図は画像をクリックする

ヘッドセットは、Heil soundの"Pro Set" HC-5を愛用しています。 ICOMのリグはコンデンサーマイク用なので、マイクコネクターの近くにゲイン不足を補うためのマイクアンプを組み込んだボックスを取り付けています。 Mic Ampは、2SC2240x1石の簡単な物です。また、コネクターから出て居るRCAジャックは、PTT用で、ハンドスイッチを利用する場合に利用します。 通常はのPTT操作はフットスイッチを使うのでこのコネクターは使用せず遊ばせています。


パソコン
移動運用にしろ、ホームステーションにしてもパソコンの使用無くしては考えられないのが現代のアマチュア無線です。
私の移動運用に於けるシステムは、この図に示した様にトランシーバーとパソコンを如何に巧く活用するかに掛かっています。

パソコンのロギングソフトからのメッセージ信号と、CWのパドルからの打ち出すコードを"Contesters Keyer"内でミキシングしてトランシーバのKey ジャックに接続しています。 
受信時のデジタルMode を復調するためにトランシーバーのAF出力からPCのAudio入力に接続してしています。

また、トランシーバーのラジオコントロールをICOM CT-17経由でPCに繋いで自動的にFreq, Modeをログデータに取り込んでいます。
パソコンは、以前はB5型ノートブック IBM ThinkPad X31+ ウルトラベースを使っていました。 しかし、ディスプレーが小さい事、キーボードが使い難いのも気になります。
さりとて、外付けキーボードを使うとノートPCとキーボードで只でさえも狭いオペレーションデスクの上が混乱します。

そこで、思い切ってMINI ITXの小さなパソコンを作りました。  続きを読む


幅 215 x 高さ 96 x 奥行き 221

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発電機


左は、20年以上使ったEB1500        右は、EU9i

EU9i 50/60Hz 900VA ( 100V 9Amp )
2008年秋に購入して翌年から使い始めたインバータタイプの軽量発電機、 重量約13Kg、約4〜5時間毎に燃料補給が必要なのが唯一の欠点かも知れないですが、同じ物がもう1台有れば並列運転で1.8KVA ( 100V 18Amp. )まで使える優れものです。
50Wトランシーバーに依る移動運用には、充分な余裕があり、重宝しています。

50Hzと60Hzの差は全く無い様で、ユーザーの都合で決めれば良いので、東北では商用ラインが50Hzなので50Hzに設定しても良いのですが、接続する安定化電源のトランスの事を考えて60Hzに設定しています。
(電源トランスは、周波数に逆比例して鉄損が増えます。 鉄芯の磁化特性も周波数が高い方が余裕が有りますので効率を考えて60Hzにしました。)

運転騒音は、従来30m捲きのコードリールが必携でしたが、この発電機を何度か使った感じでは非常に静かなので電源コードは10mでも気にならずに運用可能でした。従って最近の移動では10mの延長コードだけを持参しています。出来れば15m位あればベストかと思います。

電波ノイズは、購入後 6m VHFでの何度かかの使用では特に意識した事は無かったノイズですが、HF帯で使った時に、特に14MHz帯でのノイズが大きい事に気付きました。色々とWebサイトを調べた結果、ノイズフィルター、点火プラグコードのシールドなどのノイズフィルターキットの組み込みが必要と分かり、ホンダ汎用機器の正規代理店に依頼して、対策をお願いしました。 同店では、フィルタは取り付けたが、点火プラグなどに就いては不明だとの事で、対策は此処まででした。
ノイズフィルタを取り付けた結果、実際の移動運用に於いて、14MHz帯をはじめ全バンドに於いて、ノイズでSメーターが振れる様な事は全く無くなりました。


 東日本大震災のあと、ローカル局が非常時に役立つからと言って、某国製の安い発電機を買って来ました。 インバータ式だそうで、発電出力も大きく魅力的でした。
 HF帯と、50MHz帯の2台のトランシーバーで運用中の場所から、20m以上離れた所でこの発電機を起動したところ、2台のトランシーバは、S9 overのノイズでマスクされ、無線の電波は全く受信出来なくなり、運用出来なくなりました。 
この発電機からの出力コンセントには、電源コードは接続して居ませんので、発電機から直接空間に放出されたノイズが原因と見られます。
 この様に、発電機が発生するノイズは、無線機が使い物にならなくなってしまいますので、絶対に疎かに出来ない重要な問題です。
EB 1500 50Hz 1.25KVA
2008年まで移動時に使って居たが、70歳を越えた今、燃料満タンで40Kgを越える重量を車への積み降ろしが難儀になって主役の座から降りて貰いました。
1500の型名から、1.5KVAだと思って買ったのですが、それは60Hzに於ける出力でした。購入時に既に50Hzにセットされて居て、1.5x(50Hz/60Hz)=1.25KVA と言う事になりました。これは60Hzに比べて50Hzでは発電機の回転数を下げる必要が有るためと思われます。60Hzにセット出来ないのか購入したホンダのデーラーに確かめたのですが駄目でした。
実際にフルパワーが必要に成る事も無かったので以来1.25KVAとして使って居ました。

今は、クラブで運用などの時にメンバーの手を借りて持ち出す予備発電機になってしまいました。
ガソリンはタンク満タンで、50W トランシーバー3台同時使用で10時間以上無給油で使えること、発電機の発生ノイズが少ないのでHF〜UHFまでノイズ知らずで使えた事で大変重宝致しました。 メンテは、定期的なエンジン・オイルの交換と、たまにエアフィルタの交換のみで約25年間、移動の友でした。
常に一発で始動するので、災害時には役立つと思って引退させずに保管しています。